印刷方法のご案内
DTF印刷 (Direct to Film)
DTF印刷は、専用のフィルムにデザインを印刷し、そのフィルムを熱プレスで生地に転写する新しい印刷方法です。
- 様々な素材に対応可能です。
- フルカラーで写真やグラデーションも鮮やかに表現できます。
- 小ロットから大ロットまで対応でき、版の作成が不要なため、コストを抑えられます。
- 伸縮性があり、洗濯堅牢度も比較的高いのが特長です。




注意事項
- 加工する素材によっては、インクの定着や発色に差が出ることがあります。
- 熱プレスを行うため、耐熱性のある素材に限ります。
- デザインによっては、細部の再現が難しい場合があります。
- ・Illustratorでパスの多い複雑なデータや、透明効果、ドロップシャドウ、ぼかし等の効果が使用されているデータパスを含むデータはラスタライズ(=1枚の画像データにすること)をしてください。
- デザインによっては、細部の再現が難しい場合があります。
昇華転写
昇華転写は、専用のインクでデザインを転写紙に印刷し、高温で熱を加えることでインクが気化(昇華)し、繊維に染み込む印刷方法です。
- 主にポリエステル素材の製品に適しています。
- 生地にインクが染み込むため、通気性を損なわず、ごわつきがありません。
- 発色が非常に鮮やかで、写真や複雑なデザインも美しく再現できます。
- 洗濯や摩擦に強く、色落ちしにくいのが大きなメリットです。


注意事項
- 白色は印刷されません。白に指定した部分は生地の地色(白または淡色)がそのまま出ます。デザイン時にご注意ください。
- 細すぎる線や小さな文字(1mm以下)は再現できない場合があります。潰れたり、見えなくなる可能性があるためご注意ください。
- ・文字は必ずアウトライン化してください。フォントが置き換わったり、文字化けの原因となります。
- ・背景画像のプリントしたくないものは必ず完全に削除をしてください。
- ・画像解像度は150~200dpiでご準備をお願いいたします。
- ・Illustratorでパスの多い複雑なデータや、透明効果、ドロップシャドウ、ぼかし等の効果が使用されているデータパスを含むデータはラスタライズ(=1枚の画像データにすること)をしてください。
- ・長時間直射日光にさらされると、色あせの原因になります。
- ・蛍光色などの特色は表現できません。
- ・熱プレスが必要なため、アイテムによってはプレス跡が残る場合がありますが、洗濯で解消されることが多いです。