沿革
服部株式会社は、創業当初に歌舞伎幕の製作からスタートし、時代とともに事業を展開してきました。
現在では、国旗・のぼり・トリバナ・エアロバナーなど、
市場ニーズに応じた多彩なフラッグ・POP製品を製造しています。
さらに、海外からの原材料の輸入、製品の輸出入も行い、
国内外を問わず幅広い事業に対応しています。
当社は、国内で唯一、
のぼりのオートプリント生産設備と
のぼりポール製造設備の両方を保有する、
高度な一貫生産体制を誇る総合フラッグメーカーです。
これまでの主な実績として、以下の国際イベントで公式フラッグを製作しました:
- 1998年(平成10年):長野オリンピック
- 2002年(平成14年):サッカーワールドカップ
- 2005年(平成17年):愛知万博
これからも伝統を守りながら、新しい価値を創造し続けてまいります。
会社概要
会社名 | 服部株式会社(Hattori Co., Ltd.) |
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所在地 |
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目14-19 |
お問い合わせ先 |
MAIL: print_ninja@hattoribana.co.jp
※土・日・祝日・夏季冬季休業中を除き、3営業日以内にご返答いたします。
※営業時間外のお問い合わせは、翌営業日の受付となります。 |
設備紹介

ラテックスプリント
水性でありながら溶剤と同等以上の耐水・対候性をもつインクです。
臭いや有害廃棄物を排出しない為、屋内ポスターから屋外サインまで幅広く対応した環境性能に優れたプリント方式です。

昇華ダイレクトプリント
転写紙を使用せず、ポリエステル布に直接印刷し、熱を加えて発色させる方式です。
最大1800mm幅まで対応可能で、大型の旗や幕などのプリントに適しています。

昇華転写プリント(4色)
転写紙に印刷後、高温と圧力でインクを気化させ素材を染色する方式です。
ポリエステル100%の生地なら、麻風や伸縮性のある生地まで多種多様に転写可能です。

昇華転写プリント(6色)
4色方式と同様に、高温高圧で染色する方式です。より多くの色を使い、豊かな色彩表現が可能です。
ポリエステル100%であれば、様々な風合いの生地に対応できます。

ヒートカットトレーサー
ロール状に巻かれた印刷物を、商品のサイズ毎に裁断する機械です。
最大6本の刃を使用し、お客様の希望サイズに正確かつスピーディーにカットします。

DTFプリント
専用フィルムにデザインを出力し、転写シートを作成する手法です。
水性顔料インクを使用し、デザイン部分のみにホットメルトバインダーを塗布・加熱してシートを作成します。

プレス機
DTFプリントで作成した転写シートを、ボディ(Tシャツなど)にセットして熱プレスをかけるための機械です。
120~150度の熱でしっかりと圧着させます。

オートスクリーン捺染機
ベルト長53mの15色機と7色機の2台を保有。主にのぼり旗をプリントしますが、版に収まらない長い横断幕などの印刷も可能です。

昇華転写プリントの転写
印刷済みの転写紙、生地、汚れ防止紙の3枚を重ね、200℃前後の転写機へ流します。
多種多様な生地に対応するため、複数台の転写機を備えています。